モーター点検蓋の廃止時期 |
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JR化後、211系・415系1500番台のモーター点検蓋は廃止されましたが、その時期は異なります。 | |
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左写真は平成元/1989年度製のモハ211-2016です。 「モハ211・モハ210-2015から点検蓋廃止」とする資料が見受けられますが、モハ211・モハ210-2015〜2017には蓋があります。 実際に蓋が廃止されたのは、平成2/1990年度製のモハ211・モハ210-2018〜です。 (下2枚を含め、画像クリックで大画像が出ます。) |
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同じく平成元/1989年度製のクモハ211-3046です。 平成2/1990年になってからの落成車ですが、蓋はあります。 「クモハ211・モハ210-3036から点検蓋廃止」とする資料があるのですが、3046まで蓋はあるのです。 平成2/1990年度製のクモハ211・モハ210-3047〜で蓋が廃止されています。3046と3047の落成時期の差は僅かですが、形態は異なっています。 |
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415系1500番台の場合は、211系よりも早く、平成元/1989年夏の製造車より蓋が廃止されています。写真の1524番のユニットからになります。 なお、このグループではベンチレータはステンレス化されていません。 205系と211系では「ステンレスベンチレータ採用⇒点検蓋廃止」という順序で仕様が変更されたのに対し、415系では蓋の廃止の方が先行しています。 (415系でステンレスベンチレータが採用になったのは1528番からです。) |