乗務員室仕切り窓の変化

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国鉄時代に製造された211系・415系1500番台は、製造時期の違いにより、乗務員室と客室の仕切りと扉の窓の大きさが異なっています。
左は初期製造のもので、仕切りの窓も扉の窓も小さいです。

クモハ211-1001〜1008、3001〜3016
ク ハ211-  1〜  6、2001〜2005
ク ハ210-  1〜  6、1001〜1008、
     2001〜2005、3001〜3016
ク ハ411-1501〜1508、1601〜1608

が該当します。
左は過渡期のもので、扉の窓だけ大きくなっています。開閉ハンドルの位置も違いますので、初期製造車とは互換性が無さそうです。

クモハ211-1009、3017〜3021
ク ハ210-1009、3017〜3021

が該当します。
昭和61/1986年6月落成車から、仕切りの窓も大きくなりました。車掌スイッチの取付位置(向き)などが変更されています。

クモハ211-  1・  2、1010・1011、
     3022〜3062
ク ハ211-2006〜2022
ク ハ210-  7・  8、1010〜1011、
     2006〜2022、3022〜3062
ク ハ411-1509〜1534、1609〜1634

が該当します。(JR東日本製造車を含む)
上記のうち、
 クモハ211・クハ210-3023〜、クハ211・クハ210-2006〜、クハ411-1522〜、1622〜
はJR東日本の製造車になります。なお、昭和61/1986年6月落成の
 クモハ211・クハ210-1010・1011、3022
を「過渡期形」と誤分類している例も多いようです。(同一予算内での形態の変化を見落とし?)